Day 5 迷いなくなる、まずは褥瘡に気をつける
- 2018.01.15
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褥瘡予防に床ずれ防止クッションドーナツ型を買いました。
お裁縫は苦手ながら葵のためなら自作することも考えましたが、やはりプロが考えたものは、速乾性に優れ、メッシュ生地で身体にも優しそうなので買うことにしました。
痩せてきてしまって、ふたつでは足りないので、今日また1組買いました。体位交換は1時間ごとにしているけれど、心配です。
そして、今日は先生からシリアスなお話を聞きました。
微弱とは言え痙攣発作が頻発しているので決して楽観出来ないと。
葵が今こんな状況になっているというのに、私はかなり楽観的に考えていました。
一番心配していたのは誤嚥でした。今経鼻カテーテルからすくすく栄養補給出来るので楽勝と思っていたのです。
認知症で夜中、早朝と起こされることもなくなり、ちょっと疲れていた介護もかなり楽になったので、さあ葵ちゃん、心機一転がんばりましょう、くらいな気持ちでした。
今発作を止めている薬は耐性が出来やすいこと、基礎疾患のある肝臓へのダメージが大きいこと。
薬が効かなくなったとき、また麻酔をして止めるのかどうか、考えておいてください、と。
今まで6年もがんばってきている葵。
これ以上がんばらなくても良いよ、という気持ちと、もうちょっとがんばって、という相反する気持ちで揺れ動きます。
家族は迷いなく
「薬で止められなかったらまた麻酔をお願いするしかないね。覚悟はしておかなくてはいけないけど、希望は捨てずにがんばろう」
と言いました。
この家族の言葉で迷いはなくなりました。