Day 1-1 痙攣発作

その日の夜中から、私の腕まくらで寝ていた葵は小刻みに震えていました。

寒いのかしら?と思い切り身体を密着させて寝ていました。

そして家族が朝の準備をしている頃、前日先生から教えていただいた通りの痙攣が始まりました。

動物病院の開院時刻は10時。

葵なしだと歩いても5分の動物病院へ心配だからと半休を取った家族が抱き、車で向かいました。

車を降りたところで、脚をピーンと伸ばしたままバタバタ激しく、大量にダラダラとよだれが出ました。

今まで見たこともない症状でした。